イモリとレオパのいる日常

イモリとレオパの飼育について綴っていきます

【レオパ】飼育環境と個体①の紹介

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我が家のレオパ飼育ケースです。

いわゆるコンテナボックスといわれるものを加工しました。

具体的なメーカー名やサイズ等は下の写真をご参照ください。

 

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このケースで飼育しているのはタンジェリンのベビーの「オレンジ」です。昨年12月31日の大晦日、生体のセールをやっていたお店(比較的新しい爬虫類専門店ですが、最近は爬虫類系人気youtuberがたびたび訪れ、動画でも紹介されている)でお迎えしました。この店は私の実家と同じ市にあり、車で30分くらいのところにあります。

 

ケースの下にはピタリ適温プラス2号を、横に並べた同サイズのケースと共用にして下面に敷いています。温度調節のため、少しだけ空間を設けています。左右並べて共用というのは、こんな感じです↓

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勤務の関係で実際に生活の拠点となっているのは、実家から高速利用で3時間程度の、とある地方都市です。今年は特に冬の寒さが厳しく、最高温度が冷蔵庫庫内より低いという日が続き、少なくても歩道には絶えず雪が残っているような地域です。車はもちろんスタッドレスです。

 

イモリもレオパもこの地で飼育しています。

つまり首都圏よりもはるかに温度が低いため、ケースの上部にはヒーティングトップMサイズを、これも同サイズのケースと共用で上部に設置しています。

 

■ケースの加工のポイントは以下のとおりです。

①換気のための穴を随所にあけてあります。

②こちら側から見える面については、もともとの素材を半田ごてで切り取り、そこに透明な板をグルーガンで取り付けました。

もともとの素材もそれなりに透明度があり、ケースの中が見えるには見えるのですが、物足りなかったので加工しました。もう一つの同サイズのケース(写真右側)は、透明な板として厚さ2mmのアクリル板を使ったのですが、後から加工したこちらのケースは、100均で購入した、透明のA4サイズのハードケースを切り取って貼り付けたものです。

アクリル板は小さいサイズでしたが500円くらいしました。これを切るには専用のカッターで何度も切れめをいれて、最後はバキッと手で折るわけです。

これに対し、ハードケースのほうは普通のカッターやはさみで切れて、透明度もいまのところはアクリル板と変わりません。確かにアクリル板に比べてペラペラ感は否めませんが、ケースとの接着をしっかり行っている限り、ここが剥離してレオパが逃げ出すなどということはありません。

それにレオパは、脱走できる可能性があるか否かをよく見極めているように思います。透明度が高ければ、一見、外へ通ずる空間と思ってもおかしくないのですが、そこに透明の仕切りが存在することをいち早く察知しているようで、ここを突き破ろうなどという仕草も意思も感じられません。

なお、切断面でレオパがケガをしないよう、グルーガンを使いました。グルーガンによる接着は、それなりに接着できるうえ、加工面をグルーが覆うように保護してくれるので、たとえレオパが触れてもケガをしにくいかなと思った次第です。

 

次はケース内についての紹介です。

 

ケース内にはウエットシェルター(ゼンスイのCorne)のSサイズと、これも自分で加工したタッパーを利用したシェルター(下の写真をご覧ください)を平行して並べ、温度によって好きなほうに入ってもらっています。

ちなみにタッパーのフタはカッターでくり抜いたのですが、切断面は粗目、中目、細目のサンドペーパーで磨き、レオパが出入りの際に触れても傷つかないように丸みをもたせています。

あとは水入れと、コルク材、小さな石をいれてあります。

脱皮の際に基本的にはシェルター内の壁に体をこすりつけると聞いていますが、イモリ飼育者としては、どうしても石をいれておきたくなります。

 

床材はキッチンペーパーを使っています。

 

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このオレンジちゃんは、お気づきのとおり、再生尾なのです。

別の記事で書きますが、あることがあり、自切してしまったのです。

それから約1か月後の状態が上記の写真です。

最近は尾の一部がタンジェリンの色が混じってきました。この先、どのような変化があるのか注意深く見守っています。

自切から2週間後の体重が12g、さらに2週間後の体重(上の写真の頃)は18gで、確実に増えており、餌食いも良好なことから、なんとかこのまま成長していってくれればと願うばかりです。

 

(続く)