イモリとレオパのいる日常

イモリとレオパの飼育について綴っていきます

【イモリ】水棲・陸棲対応の飼育水槽

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我が家の飼育水槽です↑

みなさま、はじめまして。はてなブログでは全く異なる分野でもブログを書いているのですが、このたび、飼育しているペット、イモリとレオパについて備忘録を兼ねてブログを開設しようと思い立ち、本日、記事を初公開します。

 

我が家のイモリは水棲傾向が強いといわれているアカハライモリと、陸棲傾向が強いといわれるアマミシリケンイモリがこの水槽で同居しています。

そのため、水棲部分と陸棲部分をなんとか両立させられないかという発想のもと、いわばファミレスのピロティ―形式(1階が駐車場で2階が店舗となっているスタイル)を思い立ち、写真のようなものにしてみました。

 

1階部分を紹介します。水中でのイモリはこんな感じです↓

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水槽写真はどうしても写り込みが出てしまうのですがご容赦ください。

ちなみにこの水槽では、アカハラが6匹、アマミが1匹います。このほか、オキナワシリケンの2020CB(国内繁殖)個体が3匹プラスそれと同じくらいの大きさのものがさらに1匹(これのみショップで購入したのですがCBかワイルドかは不明)、これら4匹と、2021CB個体が2匹おり、前者と後者ではそれぞれ別ケースで飼育しています。

 

水中では投げ込み式フィルターをいれて水を動かし、また今の時期はヒーターをサーモスタットで管理し、21度程度を維持しています。

 

さて、次に2階部分の様子をみていきましょう。こんな感じです。

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観葉植物の葉の間から顔を出しているのが、アマミシリケンの「チュラさん」です。顔の形がアマミとアカハラでは違います。チュラさんは、別の記事で触れますが、給餌のときに別ケースに移動する際も、とてもおとなしくしてくれますし、手に乗ってきてくれます。

ちなみにアカハラたちは、ケースに移動させるために捕まえると、指をかみにきます、というか、かまれまれることもままあります。

よく言われるように、イモリにとってヒトの手の体温はとても高温に感じるとのことなので、冷水(住んでいるところは今の時期、最高気温でも冷蔵庫内と同等か低いかも、という厳寒の地なので蛇口から出る水はキンキンに冷えている)で冷やしてから、優しくつかみます。

別の記事で触れますが、我が家ではイモリの給餌はこの水槽内では行わず、一匹ずつ個室に入れて餌を与えます。その模様や、理由については後日、アップしますね。

 

実際に観察してみた

実際に観察しますと、確かにアカハラは水中にいることが多いです。

しかし、室温が下がってくると2階に上陸してシェルター風の隠れ家に入ってくる子もいます。チュラさんと仲良く添い寝しているかのようなときもあります。

アマミシリケンは基本的に陸上部分にいることが多いです。しかし、1日のうちに何度も石を伝わり、1階の水中に入っていき、おぼれそうな泳ぎ方でバタバタしながら、水中に適当においてあるアナカリスなどにつかまって一息いれ、それから一周するような感じで、2階部分につながる石のところから、よじ登って2階に戻っていきます。

 

アカハラさんの中にもこの逆で、陸の部分にあがって、しばしうろうろしてから、水中に戻っていく個体もいます。完全な識別ができていませんが、アカハラの中には全く陸上部分に関心を示さない個体もいるようです。

 

こうして観察してみると、なかなかイモリたちの動きは面白く、見ていて飽きません。水槽内に配置してある石や植物については、また別の記事でご紹介していきます。

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。