イモリとレオパのいる日常

イモリとレオパの飼育について綴っていきます

【イモリ】【レオパ】「セリアのピンセット」レビュー

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先日、セリアで先端が円形になっている優れもののピンセットを見つけた、という記事を書きました。こちらです↓

imorileopa.hatenadiary.jp

今日はそのピンセットを約1か月、レオパの給餌に使ってみての感想をかきます。

結論としては、上の記事で4本並べたピンセットのうち、最初に使った、人間用の薬局で入手したピンセットに戻すことにしました。

 

セリアのピンセットの難点が二つ、ありました。

①先端が円形になっており、かつ金属部分が薄いので、その点はよいのですが、人工餌=レオパドライをつかむ「角度」に気を遣う必要があることです。

レオパ目線でみたとき、ピンセットの先端が円形に見えるようではダメで、水平の状態に見えていないといけません。円形に見えてしまう角度で給餌すると、ガブリをやったときに円の上下がレオパの口を傷つけてしまいかねないからです。

 

我が家のケージはどうしても斜め上から給餌するスタイルになるので、この角度の調整にかなり神経を使わなくてはなりませんでした。

角度を調整しているうちに、待ちきれないレオパが突進して、ピンセットごとくらいついてしまう場面もありました。その後も変わらず食べ続けてくれたので大事には至らなかったと思いますが、やはり気になります。

 

②100円なので文句はいえませんが、ピンセットをつまんだときの「つかみごたえ」がちょっと頼りない感じです。薬局で買ったピンセットは、弾力というか反発力がそれなりにあり、「つかむ、離す」の動作が非常にスムーズでした。

セリアのピンセット(まあセリアに限らず100均のもの)は、この反発力が弱く、つかんでいる部分にはよいのですが、レオパが餌に食らいついたときに離そうと思っても、開き具合が弱く、レオパドライが”もちもち状態”のときは、ピンセットからうまく離れてくれません。ピンセットの開き幅がそれほどないのだと思います。

 

ピンセットの形状もさることながら、本来の機能である「つかむ、離す」がスムーズにできることが、やはり優先順位が高いことを改めて認識した次第です。

 

「優れものの・・・」などと言っておいてお恥ずかしい限りですが、弁明するなら先端が円形になっていることは、角がないということですので、前述のように角度にさえ気をつければ、それなりには使えるかと思います。

竹製のピンセットを初めて見て使い始めたときも期待に胸が膨らんだのですが、このときも思ったほどではありませんでした。

 

毎日使う道具でありながら、ピンセットはなかなか奥深いですね。

たかがピンセット、されどピンセットです