【レオパ】飼育個体②の紹介
我が家の個体紹介の2回目です。
今日、ご紹介するのは「東レプ」(東京レプタイルズワールト、2021年12月4日~5日、池袋サンシャインシティ)でお迎えしたマックスノーストライプのモルフの「モモ」です。(※赤字は3/13追記)
もともとの住まいは首都圏にあり(今もそちらは維持したままの2拠点生活です)、そこから池袋は行きやすい場所でした。そこで、コンビニであらかじめ前売り券を買っておきました。そのほうが安いし、当日、並ぶ回数が減ると思ったからです。
※このときのイベントの模様は、この時点ですと旧聞に属するタイミングなのと、本記事の趣旨からすると焦点がボケるので、別の記事で書きます。
なぜモモかというと、お迎え当初は全体的に桃色っぽい体色をしていたからです。
写真は直近のもので、現在は黄色がかったきて、白桃というより、桃は桃でも黄色い黄桃という種類の桃のような色になってきました。
お迎え時は生後6か月くらいだったと思います。初めてのレオパだったので、いろいろ調べた結果、ベビーはちょっと回避し、ある程度成長したサイズを、と思っていました。
そしてイベント会場で関西のショップのブースで購入しました。メスと言われました。
アメリカCBで2021年10月にお店にやってきたそうです。(※赤字は3/13追記)
時期はコロナの第6波の前、ちょうど5波が収束した頃で、まん延防止法はどの都道府県も対象になっておらず、落ち着いていた時期でしたので、初めてのレオパはイベントでお迎えしようと思っていました。
とはいえ、必ずお迎えすると決めていたわけではなく、いわばマーケットリサーチ的な感じで、「運命の出会い」的なものがあれば、その時はその時、と思っていました。
このときより後は、お迎えになるときは必ず保温バッグとカイロ持参でしたが、このときは違いました。
決め手は人工餌に慣れていたこと
東レプは多くのお店がレオパを販売していましたが、プリンカップ等に印をつけて人工餌を食べていることを示しているお店もありました。また、そうした表示がなくても、お店の人に尋ねると、人工餌を食べているか否かを教えてくれました。
およそ5つくらいのお店で人工餌を与えている個体がいました。
お迎えしたお店は、プリンカップに赤いシールが貼ってあり、これが人工餌で飼育していることの印でした。生まれたときから人工餌で飼育しているそうです。
そしてヤングアダルトまでのサイズになっていたのと、フンもしていたこと、カップから出すと、活発に動いていたこと、あとは感覚というか、目があったというか、そんな感じで子のレオパをお迎えしようと決めました。
金額は1万円、同じ価格帯でほかのモルフもいましたが、その時点では「初心者は避けたほうがよいモルフ」というのだけは頭に入れてあって、それ以外であればこだわりはありませんでした。ただ予算的にはそのくらい、と決めていました。
だいたい会場を2周した時点でお金を払って、しかしまだイベント会場はもっと見たかったので、取り置きしてもらいました。そして遅めの昼食をとり、サンシャイン地下の100均で保温バッグとカイロを買って、用品などをみたあとに受け取りました。
飼育するケースは、GEXのレプテリア300CUBEにしました。
上部のヒーターはこれもGEXのヒーティングトップのSにしていましたが、勤務の都合で居住している今の住まいは寒冷地にあるため、Sでは朝の冷え込みの際に明らかに力不足でしたので、すぐにAmazonでMを購入し直しました。
底面ヒーターはみどり商会のピタリ適温1号です。温度傾斜をつけるために、ケース全体に敷く必要はないと聞いていましたので、こちらはSのままとしました。
レプテリアにした主な理由は最初なのでお手頃価格で広さが確保でき、ヒーティングトップをそのまま載せられるように上部が金網仕様になっていたからでした。
夜間の就寝時はレオパたちのいる部屋の人間用の暖房は切ります。外気は氷点下5度くらいに下がるような地域で、室温も11~12度くらいがせいぜいという感じです(ひどいときは朝起きたときに室内で一桁台の温度になります)。
こんな厳しい寒さの地ですが、前述のような設備で冷え込みが厳しい早朝でも25度くらいは維持できています(ケースの周囲には発泡スチロールを3方に貼り、さらに棚(ワイヤーラックを使用)も発泡スチロールの板で囲っています)。
食べるときは食べる
という意味は、我が家のほかのベビーの2匹と異なり、モモはヤングアダルトなので、毎日、餌は食べません。ついでなので、餌をあげた日の翌日もあげようとしたことはあったのですが、明確に拒否されました。
およそレオパドライ2本を1日おき、といったペースです。
そしてレオパドライを食べるときの食べ方が、大きいので当然ですが、我が家の3匹の中で一番うまい。ふやかし過ぎた場合(レオパドライはこのふやかし加減が難しい)、もたもたしているとピンセットでつまんでいる間に自重でちぎれて落ちてしまうのですが、モモは食いつくと、うまここと餌を動かし、半分くらいがちぎれて落ちそうになる寸前に、食いつき直して口の中におさめてくれます。
お腹が空いているときのモモの食べっぷりは、なかなか迫力があります。プラのピンセットを使っていますが、餌からの衝撃を感じるほどです。
その代わり、食べたくないときはさっぱりです。ベビーたちはちょっと時間を空けると、興味を示して食べだすこともあるのですが、モモはそういうことはありません。
見向きもしません。2本目を拒むときもあります。また給餌間隔がいつもより長くなってしまった場合などは、3本目を食べるときもあります。
このあたりは、あまり神経質にならず、様子を見ながら与えています。
運動量は少な目
昼間はほぼシェルターの中にいて、夜間、人が寝静まった後に多少はうろうろしているようですが、夜、寝る前に見たときも、朝、起きてから見たときも、まずシェルターの中にいます。よい意味で慣れたのでしょうか、以前はちょっとの物音でもシェルターから顔をだして様子をうかがっていましたが、今はちょっとやそっとのことでは顔を出すということもなく、一瞬、目は開けますが、またつむってしまいます。
ただ、ハンドリングのときは、ものすごく活発になり、体もベビーたちより大きい分、移動幅も大きく、また普段では見せないくらい素早い動き(よく動画でみるような、のっそりした歩き方からは想像できないくらいの動き)をするので、こちらも集中していないと逃げだされてしまいそうになるので注意が必要です。
モルフ的には珍しくも有名でもなく、一般種ということになりますが、私にとっては初めてレオパ飼育、それも活き餌ではなく、人工餌で飼育するということにちょっとだけ自信をもたせてくれた個体であり、その後の”沼”にはまっていくきっかけともなった1匹ですので、末永く大切に飼育していこうと思います。